アナログゲームブランド「アトリエミーミル」は、ブランドをリニューアルオープンして１周年を迎えました。この１年間で『旅するゲームブック：京都』、『マンガすごろく：ゴッホとテオ』の２作品をリリースしました。作品を遊んでいただいた多くのユーザーの皆さんに支えられ、いつしかブランド名で呼んでくださる方が増えてとても嬉しく思っています。 この１年は私にとっても、とても充実した体験ばかりでした。 ひとつは、たくさんのイベントに参加して、ユーザーの皆さんと直接お話しできたことです。

2022年
・御殿場ボードゲーム大祭（9月）

・ゲームマーケット東京 秋（11月）

・文学フリマ東京（11月）

・京都TGFF（12月）

2023年 

・文学フリマ京都（1月） 

・コミティア東京（2月） 

・名古屋ボードゲーム楽市（4月） 

・名古屋クリエーターズマーケット（6月）

これまでイベントに参加するにも緊張して、１年に２回が精一杯……という状況でした。しかしブランドを立ち上げたこともあり、「とにかく色々出店して、知ってもらうことから始めよう！」という気持ちから各地域を飛び回り、本当にたくさんの方と交流することができました。

製作者として「皆さんが楽しんでくれているかな……」といつも頭をよぎるのですが、日常ではSNSの反応やWEB上でのゲームレビューを見ることしか知る術がありません。（感想を投稿してくださってる皆さん、いつもありがとうございます！）

しかしこうしたイベントに参加することで、ユーザーの方が直接感想を伝えてくれたり、お手紙を綴ってくれたりして……そうした皆さんの行動ひとつひとつが、なにより活動の原動力となりました。本当にありがとうございます！リアルイベントには、これからも無理をしない範囲で積極的に参加していきたいと思っています。

そして、今年の春から始めたインタビューシリーズも、これから続けていきたい取り組みのひとつです。

・肩の力を抜いて、気軽に一人旅を楽しむきっかけを与えてくれた 『旅するゲームブック』インタビュー#1

・うちよそで巡る京都の旅 『旅するゲームブック』インタビュー#2

これは、「ユーザーの方がどんなふうに作品を遊んでいるのか直接聞いてみよう！」という企画です。 毎度お話を聞くたびに新しい発見があり、予想していなかった感想や遊び方を知ることができます。 ユーザーの方の率直な声を聞けることは、製作者としてとても成長できる機会だと感じます。  そして、このインタビューを通して新しい方が作品に興味をもつキッカケにもなっていて、少しずつ広がりを感じています。今後も、インタビューをはじめ、クリエイターや専門家の皆さんとの対談も行なっていきたいと思っています。 色々な方との繋がりを大切にしながら、皆さんが楽しめるコンテンツを増やしていきます。

少しだけ、新作のゲームについてもお知らせします。リリースは、12月に開催されるゲームマーケット秋を予定しています。今回はソロジャーナルRPGの作品に挑戦しています。初の試みとして、ゲーム中の音楽を作曲家の方と１から制作する予定です。そのほかにも、初めてソロジャーナルに触れる皆さんに楽しんでもらえる工夫をたくさん詰め込んでいますので、こちらも期待していただけたら嬉しいです。９月に世界観と概要をご紹介しますので、お楽しみに。

ということで、本当にこの一年いろいろなことがあり、書ききれないのですが、いつも支えてくださったり、応援してくれる皆さんがいることで、ブランドの活動を続けることができています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。 これからも、アトリエミーミルの作品や活動をぜひ見守っていただけたら幸いです。 今年もよろしくお願いします！

さいごに、最近、Discordコミュニティも立ち上げました。ゲームの最新情報やゆるい雑談など、ブランドを応援してくれる方々との交流の場となっています。興味のある方は、ぜひお越しください。
https://t.co/mCKz5LkVSy